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当院の妊娠件数 |
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2008年 |
2009年 |
2010年 |
2011年 |
2012年 |
2013年 |
2014年 |
2015年 |
2016年 |
総計 |
妊娠件数 |
232 |
300 |
286 |
291 |
250 |
289 |
360 |
301 |
329 |
2638 |
内訳 |
タイミング指導 |
89 |
108 |
104 |
107 |
85 |
75 |
124 |
91 |
101 |
884 |
人工授精 |
34 |
38 |
26 |
28 |
34 |
41 |
39 |
31 |
26 |
297 |
高度生殖医療 |
109 |
154 |
156 |
156 |
131 |
173 |
197 |
179 |
202 |
1457 |
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2016年の成績 |
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■ 妊娠数
一般治療 |
高度治療 |
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タイミング指導 |
人工授精 |
ART |
合計 |
101 |
26 |
202 |
329 |
31% |
8% |
61% |
100% |
妊娠に占める各治療方法の割合
ART妊娠数の内訳(新鮮胚・胚盤胞移植か凍結胚・胚盤胞移植か) |
新鮮移植 |
凍結移植 |
合計 |
35 |
167 (自然周期105、ホルモン補充周期62) |
202 |
17% |
83% |
100% |
■体外受精関連の妊娠では約80%が凍結胚移植または凍結胚盤胞移植での妊娠。
■40才以上の妊娠数34人(全体の10%)。最高齢45才1人(ARTでの妊娠)。
■タイミング、人工授精、ART全体での流産数は88(流産率27%)。
■ AIH(人工授精)の解析
■約80%が3回以内で妊娠。よってAIH3回で不妊の場合は体外受精を考慮すべき。
■ ART(体外受精・顕微授精・凍結融解移植)の解析
卵巣刺激方法別の採卵周期の解析 |
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高刺激法(注射法) |
中刺激法(併用法) |
低刺激法(内服法または自然周期) |
全体 |
刺激法 |
ロングか
ショート |
アンタゴニスト |
HMG/FSH
注射 |
併用法
(クロミフェンと注射の併用) |
クロミフェン内服 |
アロマターゼ阻害薬 |
自然周期 |
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周期数 |
90 |
43 |
33 |
270 |
40 |
4 |
49 |
529回 |
平均年齢 |
35 |
36 |
36 |
35 |
37 |
39 |
39 |
36才 |
平均採卵数
(採卵0以外)
(範囲) |
6.0
(1〜30) |
4.8
(1〜16) |
5.0
(1〜17) |
4.2
(1〜20) |
1.7
(1〜5) |
1.0
(1) |
1.1
(1〜2) |
4.2個 |
■当院の採卵刺激方法は約半数が中刺激法(内服と注射の併用法)。
■高齢になるほど注射に対する反応が悪くなるため低刺激を選択するケースが増える。
受精方法の解析 |
受精方法 |
体外受精 (c-IVF) |
顕微授精 (ICSI) |
併用 (split) |
計 |
周期数 |
170 |
268 |
30 |
468 |
年齢別 移植当たりのART妊娠率 |
年齢 |
20代 |
30代前半 |
30代後半 |
40代 |
全体 |
移植回数 |
64 |
188 |
281 |
117 |
650 |
妊娠数 |
30 |
73 |
79 |
20 |
202 |
妊娠率% |
47 |
39 |
28 |
17 |
31 |
年齢別 患者当たりのART妊娠率 |
年齢 |
20代 |
30代前半 |
30代後半 |
40代 |
全体 |
患者数 |
34 |
114 |
165 |
78 |
391 |
妊娠数 |
23 |
66 |
71 |
20 |
180 |
妊娠率% |
68 |
58 |
43 |
26 |
46 |
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2008年の成績 |
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■ 妊娠数
タイミング指導 |
AIH |
ART |
合計 |
89人 |
34人 |
109人 |
232人 |
妊娠に占める各治療方法の割合
★ 約半数が一般治療(タイミング+AIH)で妊娠されます。当院では一般治療もしっかりと行います。
★ 約半数がART(体外受精、顕微授精、凍結移植)で妊娠されます。
■ 二卵性双胎数(三つ子以上の妊娠はありません)
タイミング指導 |
AIH |
ART |
合計 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0% |
0% |
0.9% |
0.4% |
★ 当院の一般治療では多胎妊娠や副作用の危険がある強力な排卵誘発は行いません。
★ 体外受精などの高度生殖医療でも多胎妊娠や副作用が少ない方法で行います。
★ 排卵誘発に関係のない偶然起きる1卵性双胎は、タイミング指導で2件ありました。
★ 多胎妊娠ではお産の危険性が高く、お母さんと赤ちゃんの健康と、産科や小児科医療への負担が大きくなります(もちろん元気に産まれる場合の方が多いのですが)。不妊治療では、妊娠率を下げることなく多胎妊娠を少なくすることが重要だと考えます。
■ AIH(人工授精)の解析
★ AIH回数=547回
★
AIH患者数=251人
★ AIH患者数当たりの妊娠率=13.5%
何回目のAIHで妊娠できたか
★ AIHで妊娠される方の91%が3回以内に妊娠されます。
★ このことからAIHを3回行っても妊娠されない場合は体外受精などのARTを検討する必要があると考えます。
■ ART(高度生殖医療)の解析
ARTの年齢別成績(患者実数当たり)
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20代 |
30代 |
40代 |
総数 |
患者数 |
21人 |
184人 |
58人 |
263人 |
妊娠数 |
14人 |
84人 |
11人 |
109人 |
妊娠率 |
67% |
46% |
19% |
41% |
ART年齢別患者数
■ TESE-ICSI(精巣精子を使用した顕微授精)の成績
★ 精巣精子、精巣上体精子を採取することができ、顕微授精をすることができた人数=6人
★ 妻の年齢28才から48才まで
★ 顕微授精で受精卵が得られ移植できた人数=6人
(つまりTESEで精子が採取できた人は全員受精し移植可能でした)
★ 妊娠された人数=3人(妊娠率=50%)
(そのうち一人は既に元気な赤ちゃんを出産されました)
当院では無精子症で手術的に精子が採取できる患者さんには、精巣精子、精巣上体精子を採取して顕微授精を行っています。手術による精子の採取は、当院が治療提携している東郷町の泌尿器科 西山クリニックや、名古屋市の協立病院の泌尿器科(日比医師)で行って頂くことが多いです。それらの病院での通院方法や治療費はそれぞれの病院に受診してお尋ねください(当院では処理代1万円と精子が存在した場合は凍結保存代2万円がかかります)。精子が存在した場合は凍結保存して後日顕微授精のための採卵を行います。 |
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2008年から2010年までの成績の集計 |
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■ ART(高度生殖医療)の解析
採卵周期数(ARTのための卵巣刺激などを行った回数)
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2008年 |
2009年 |
2010年 |
2011年(解析中) |
採卵周期数 |
369 |
402 |
492 |
( 538 ) |
ARTの年齢別成績(患者実数当たり)*
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20代 |
30代 |
40代 |
総数 |
患者数 |
48人 |
415人 |
91人 |
554人 |
妊娠数 |
34人 |
228人 |
22人 |
284人 |
妊娠率 |
71% |
55% |
24% |
51% |
ART年齢別妊娠率(患者実数当たり)*
*のべ患者数ではなく患者実数当たりの妊娠率なので移植回数は1回とは限りません。ARTを施行した患者さんが最終的に妊娠できたかどうかを示しています。同じ患者さんが流産や出産による第二子希望などで複数回妊娠した場合は1回だけをカウントし、2回目以降は省いていますので患者数、妊娠数が少なく表示されています。
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2008年6月 COA(三河地域の情報誌)掲載記事(クリックで拡大表示) |
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2000年3月4日
中日新聞朝刊1面に研究成果掲載
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2012年9月号 Precio掲載
(医師向け情報誌)
2015年秋号 Smile & Heart
(トヨタ記念病院広報誌)
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