森脇レディースクリニック
トップページ
診療のご案内
治療方針
スタッフ紹介
治療成績・業績
治療費用
助成金について
安全対策について
院内風景
アクセス
リンク
ブログ
住所
 

森脇レディースクリニックでは卵子や精子の取り違えなどが起きないよう安全マニュアルに基づいた万全の体制で治療を行っています。以下に安全管理対策マニュアルを開示致します。

【卵子の取扱について】
1)検体業務に携わる培養士は、卵胞液から卵子をメディウムに移し替える際、蓋に名前を書き入れる。また、蓋と側面に同じ色の油性ペンで印を書き入れる。
2)一人目の採卵が終了するごとに卵子を培養室のインキュベーターに移し、インキュベーターには名札を貼る。その際は、同じ日に採卵した患者の検体や、プロトコールが似ている(採卵数が同じ、移植する日程が同じ等)患者の検体を同じインキュベーター内に置かない。
3)顕微授精、媒精を行う培養士は、精子の入ったディッシュの名前と、卵子の名前の指差し、声だし確認をする。その際は、夫婦一組の検体以外は作業台にのせない。

【受精卵の取扱について】
1)培養士は、受精卵のメディウムの交換時、側面と蓋に名前を記入する。
2)凍結液や融解液の入ったディッシュには、試薬の名前と患者の名前を記入する。
3)これらの操作を行う際は、夫婦一組の受精卵以外作業台にのせない。
4)交換後のディッシュ、使用後の凍結液、融解液は、作業後すみやかに指定のゴミ箱に捨てる。
5)医師や培養士は、移植等の胚の状態をダブルチェックで行う。

【精子の取扱について】
1)精子処理を行う培養士は、同時に違う患者様の検体を取り扱わない。
2)名前以外にもプロトコール(AIH or IVF)と番号(AIHの順番の番号、IVFの順番の番号)を記入する。
3)検体自体に貼ってある名前のシール(処置決定時に患者自身が名前を記入し、患者自身が検体に貼り付けた名前のシール)をスピッツに貼り替え、名前の書き間違えを防止する。

【責任の明確化について】
1)卵子、受精卵、精子の処理から破棄に至るまでを実施した培養士は、カルテの技師記録に処理状況の記載、実施者名を明記し、責任を明確にする。

【事故、ヒヤリハツトが発生した際の対応について】
1)事故、ヒヤリハットが発生した場合は直ちに業務を停止し、その大小にかかわらず全て院長に報告する。院長は当事者とともに速やかに対応策を考える。

【ガイドライン遵守について】
1)日本産科婦人科学会ガイドラインを遵守する。
2)愛知県特定治療費助成事業指定医療機関指定要領を遵守する。




 
Copyright (C) 2007 Moriwaki Ladies Clinic, All rights reserved.